ダイヤモンド原石は、大きさ、透明度、形状、色、そして内包物の5つの要素によって、価格が定められています。

ダイヤモンド原石の価格を決める5つの要素

南アフリカ、オーストラリア、カナダ、そしてロシアは、ダイヤモンドの主要産出国であり、これらの国で採取されたダイヤモンド原石のほとんどは、デビアス社によって一括購入されます。

その後、デビアス社が販売したダイヤモンドの原石は、ベルギー、またはイスラエルへと送られて研磨されることになります。

研磨された原石ダイヤモンドは、加工されてから装飾品となって、商品として店舗へと並ぶのです。

店舗で販売されているダイヤモンドジュエリーの品質は、4Cによってグレードが示されて、見た目の美しさが基準となり価格が決定されていますが、ダイヤモンド原石の場合は、大きさ、透明度、形状、色、そして内包物の5つの要素によって、状態が判断されて価格がつけられます。

ダイヤモンドは大きいサイズのものの採取量が少ないことから、大きい原石のほうが価値が高くなっています。

大きさは、大中小と3つのグレードに分かれており、1.8以上の大きさの原石は、「大」のグレードとなり、10.8カラット以上ある原石の場合は、産出量の1%ほどしかないことから、特別扱いがされています。

ダイヤモンド原石の透明度は、どのようにダイヤモンドの結晶が成長していったかという、成長過程が大きく関係しており、透明度の低いものは工業用、高いものは宝石用と、透明度によって分別されます。

宝石用の原石は、ソーヤブル、メイカブル、クリべージと、さらに3つのレベルに分別されます。

宝石用に分別された透明度の高い原石のみ、色の判定がされ、無色、わずかな色味、または、薄い色身のいずれかに分別されます。

これは、色においては、商品として店舗にならんでいるダイヤモンド同様、無色のものが最も価値があり、次のレベルのわずかな色味における価値は、無色の半分以下となってしまいます。

どのような形のダイヤモンドジュエリーとなるのかは、ダイヤモンド原石の形状によって、判断がされます。

丸みのある原石は、ランドシェイプ、ペアシェイプ、ハートシェイプ、そして、角のある八面体の原石は、プリンセスカットやエメラルドカットに仕上がります。

原石の透明度と形は、研磨のしやすさと仕上がりに繋がっていることから、八面体のソーヤブルが最も価値が高くなっています。

天然ダイヤモンド原石には、自然の産物であるがゆえに、99%のものになんらか内包物、曇り、またはヒビや亀裂といった傷がみられます。

これらは、研磨の段階で取り除かれれ、曇りに関しては、10倍拡大で認識されてないのであれば、品質にそれほど影響を与えることはありません。

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